宇宙際タイヒミュラー理論(=iut理論)を使ってabc予想を証明したとされる望月新一教授の証明に、「誤りである」と否定する人がいます。 誰かというとピーター・ショルツ教授で、フィールズ賞を受賞した天才数学者として知られています。 宇宙際タイヒミューラー理論への誘い（いざない） 部屋： 420 号室 期間： 2020-09-01 〜 2020-09-04 組織委員：星裕一郎（京都大学数理解析研究所） [latexpage]おはようございます、satoです。 この間書いたこちらの記事がTwitterで少しだけRTされてびっくりしました(^o^) やはり、宇宙際タイヒミュラー理論という最先端の理論を理解したい、気になる、という人が少なからずいるんだな…と。 私もその一人です。 この ｢宇宙際タイヒミューラー(iut)理論｣ とは､ ”数体に対する一種の数論的なタイヒミューラー理論” の事で､この｢iut理論｣に関する4篇(500頁)からなる望月教授の論文は2012年8月､プレプリントとして公開されました。 [latexpage]おはようございます、satoです。 この間書いたこちらの記事がTwitterで少しだけRTされてびっくりしました(^o^) やはり、宇宙際タイヒミュラー理論という最先端の理論を理解したい、気になる、という人が少なからずいるんだな…と。 私もその一人です。 宇宙際タイヒミューラー（IUT）理論は全く新しい視点と、整数の足し算とかけ算の関係についての深い理解に根差している。今世紀、数学界で得られたいかなる業績より数段上の成果だ。それが日本から生まれたことはすばらしい。 素数公式はリーマン論文の発表後40年ほどでアダマールやマンゴルドにより証明された。しかしその途中にあるリーマン予想は未だに解決してはいない。 宇宙際タイヒミュラー理論も同じようなもので、その途中にabc予想がある。 友人の数学者から、昨今世界の数学界を揺るがした、ABC予想の画期的な証明とされ、ようやく査読がなされたとする「宇宙際タイヒミュラー理論（inter-universal Teichmuller theory、IUTeich）」に、フィールズ賞受賞数学者たちが欠陥を指摘したという話を聞いた。 [latexpage]おはようございます、satoです。 不定期更新、京大数理研望月新一教授が作り出した新理論「宇宙際タイヒミュラー理論」を解説した星裕一郎講師による論文「宇宙際タイヒミュラー理論入門」を読んで、自分が分かる範囲で解説していくシリーズ第四弾です。 友人の数学者から、昨今世界の数学界を揺るがした、ABC予想の画期的な証明とされ、ようやく査読がなされたとする「宇宙際タイヒミュラー理論（inter-universal Teichmuller theory、IUTeich）」に、フィールズ賞受賞数学者たちが欠陥を指摘したという話を聞いた。 宇宙際タイヒミューラー理論の検証は、実質的な数学の側面において事実上完了しているが、 理論の重要性や新規性に配慮して、念のために「理論はまだ検証中である」という看板を . 降ろす前にもう少し時間をおいてもよい、と考えております。 宇宙際タイヒミューラー理論への誘（いざな）い 5 x2.Teichmuller¨ 理論的な変形 C 上の古典的なTeichmuller¨ 理論: リーマン面上の二次微分に付随する標準的な座標z = x+iy を利用すると、 膨張率1 < K < 1に対して、Teichmuller¨ 変形は次のような形で記述する ことができる： 宇宙際タイヒミューラー理論への誘（いざな）い 5 x2.Teichmuller¨ 理論的な変形 C 上の古典的なTeichmuller¨ 理論: リーマン面上の二次微分に付随する標準的な座標z = x+iy を利用すると、 膨張率1 < K < 1に対して、Teichmuller¨ 変形は次のような形で記述する ことができる：