馬 時速 江戸時代

時速3.4kmのかなりゆっくりしたスピードです。もちろん、その間に馬にも乗っていたり、茶屋で食事をしたりしてはいるのですが。 参考資料: 『旅行用心集』(八隅蘆菴(ろあん) 1810年) 『江戸生活事典』(稲垣史生 青蛙書房 1959年) ・馬には4~6日に一日“休息日”を取らせる ・馬の平均睡眠時間は三時間 ・大人のサラブレッドだと一日に約10から15kg食べる上、水も20~40L飲む ・通常、一日の食事時間は10~20時間 ・24時間で284km進んだ品種もいる(ロシア産の馬)

歴史 - 江戸時代の人馬継立に関して、本馬(ほんま)・乗掛(のりかけ)・軽尻(からじり)・人足の4種があり、本馬は荷物40貫、乗掛は人が乗り、荷物は20貫ぐらいまで、軽尻は人が乗って荷物5貫目 … ・江戸時代の飛脚とは書類や荷物を運んだ仕事に従事した人や業者のこと。 ・使用する身分で公用の「継飛脚」「大名飛脚」と民営の「町飛脚」があった。 ・お届け日数や便の数により「並便」「幸便」「仕立便」に分かれていた。 東海道は江戸時代に整備された、江戸日本橋から京都三条大橋を結ぶ全長約490kmの街道です。時代とともに53の宿場が整い、文化文政の頃には庶民の間に旅行ブームが沸き上がり、多くの人が行き交うそれはそれは賑やかな街道になりました。街道整備のもと 飛脚の時速はどれくらい? 次に、飛脚たちが、走った距離とかかった日数から、その速さを考えてみたいと思います。 江戸時代の文献に残っているのは、東海道を使って、江戸→京都間で手紙や物を届けた飛脚たちの記録。